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大門

Daimon

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いつくしまないしえまき

厳島内侍絵巻

【幕の解説】 安芸の厳島神社は平氏の氏神であると共に平氏一門の権勢の象徴としても広く知られている。海上に浮かび上がる朱塗りの大鳥居、八曲がりの回廊を巡らせた優美な社殿、五重塔は清澄な青い海に映えて一段ときらびやかである。厳島神社には御神前に奉仕する本内侍と称する八人の巫女がいて「厳島内侍」と呼ばれた。清盛と厳島内侍との平安ロマンを題材としながら、これを語り物として優美に描き上げたもので、平家物語の「吾が身栄花」の段にもとりあげられている。龍雲に思いを托し、京と安芸を幼想で結ぶ清盛と厳島内侍との契りの深さは、まさしく平和で優雅な一福の絵巻物とでもいうべきであろう。
【太鼓台】 現在の太鼓台は平成2年に製作、平成11年に二尺四寸の内太鼓を新調。

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